ホーム > 両親からのメッセージ: 2010年3月
近況(2010年3月12日)
美香子を応援してくださる皆様、本当にありがとうございます。
3月12日午後8時、美香子の体を拭いているときに、胃ろうのバルーンカテーテルが抜けてしまいました。
すぐに病院に電話して、コロンビア大学病院の救急に行きました。なんと運良く、加藤友朗先生がまだ病院にいて、加藤先生にバルーンカテーテルを入れ替えてもらいました。
産まれて2週で胃に入れた管は、胃から直接皮膚の外に出ています。その管の先には風船(バルーン)がついていて、胃からカテーテルが抜けないようにストッパーになっています。
長く使っているとその風船がしぼみ、抜けてしまいます。
美香子は処置のため、ベッドに寝かせたとたんに大泣きをして、何度も吐いていました。泣くと力が入り、筋肉も緊張し、なかなかカテーテルが入らず痛いそうです。そして、更に泣きます。
なんとか無事にカテーテルが入り、午後10時過ぎに帰宅しました。
渡航から1ヶ月がたち、移植リストに登録してから3週間となりました。平均の待機日数は1ヶ月半だそうです。「まあ、もうそろそろと思っていて下さい」と加藤先生から言われました。
なかなか移植手術に進まず、不安な日々を過ごしておりましたが、幸い、美香子の状態は安定しています。
皆様から頂いた、絶大なる応援と真心を支えに、希望を持って、最善を尽くしてまいります。
本当にありがとうございます。
古谷 信一・香代子
2010年3月20日 20:47 | 個別ページ
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