美香子ちゃんを救う会(みかこちゃん)で“美香子”タグの付いているページ
渡航の挨拶
皆様の多大なご支援、ご協力のおかげで、募金の目標金額を達成することができ、本日、無事アメリカへ渡航することができました。本当にありがとうございます。
ここまで私たち家族を支え、進めてくださった、東京医大の皆様、救う会の皆様、また日本移植支援協会の高橋副理事長をはじめ、多くの方に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
皆様の美香子の無事と健康を願う祈りに守られ、体調も良い状態で、渡航することができました。
前日は大雪のため、欠航している飛行機も多かったと伺っていました。
被害にあわれた方には、申し訳ない限りですが、私たちがNYに到着したときには、雲ひとつない快晴でした。
濡れた路面や雪に日光が反射してまぶしく、まるで皆様の真心を遠いアメリカの地で感じるかのようでした。
これも、私たちを支え、旅の無事をも願ってくださる方々のお陰であると、感じました。
本当にありがとうございます。心より御礼申し上げます。
これから、移植に向けて本格的な検査が待っていますが、皆様からの頂いた希望と勇気を胸に、娘と共にがんばってまいります。
そして、3人そろって日本に戻って参ります。
古谷信一・香代子
2010年2月17日 22:47 | 個別ページ
両親からの御礼
昨年10月より、娘美香子の海外移植手術に向け、救う会を中心に、本当に多くの方の真心のご協力を頂きながら募金活動をしてまいりましたが、このたび、皆様の多大なご支援、ご協力のおかげで、募金目標額を達成することができました。
そして、皆様から頂戴した尊い浄財により、アメリカ、コロンビア大学病院へのディポジット(保証金)100万ドルを送金することができました。本当にありがとうございます。
募金を開始した当時の為替相場の状況により、1ドル=90円の計算で募金目標額(デポジット額100万ドル=9000万円)を設定しておりましたが、円からドルに替えてディポジットを送金する時には、90円を超える為替相場になっておりました。皆様からの善意の浄財を1円も無駄にすることにないよう、円からドルに替えるタイミングについてはたいへん苦慮いたしましたが、結果として当初設定した募金目標額より、数百万円多くかかってしまいました。
ともあれ、まずは第一歩であるディポジットの送金ができ、2月11日に渡航する予定となったことに、改めて心より感謝申し上げます。
美香子の容態も安定しており、今の状態で2月11日のアメリカへの渡航と、その後の手術に臨めるよう、様々準備を進めてまいります。
美香子を応援してくださる皆様のお陰で、ここまでくることができました。
このご恩への感謝の思いは、とても言葉に尽くすことができません。
まったく縁のない、見ず知らずの美香子のために、本当に多くの方が献身的に協力してくださったことに、申し訳なく思うとともに、その善意に心から感謝し、感動しております。
もともとは助からないと言われた娘ですが、この先、生き続けていくことができることへの大きな希望を頂きました。
皆様の多くのご支援と真心に、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
古谷信一・香代子
2010年1月18日 12:05 | 個別ページ
美香子の近況
美香子を応援してくださる皆様、本当にありがとうございます。
しばらく続いていた熱も下がり、先月(11月12日)から入れられなかったお風呂が、やっと本日から再開となりました。ちょうど1ヶ月ぶりの入浴です。生まれたときからお風呂が大好きな美香子です。ベビーバスを見るなりとても喜んでいました。
先日、診察の際に、皮膚の上から触ると肝臓が少し萎縮して硬くなっているかもしれないとのことで、CTを撮ることになりました。肝硬変の進行は、今の美香子にとって一番怖いことです。小腸・大腸移植だけでなく、肝移植もしなくてはならなくなるからです。
CTの結果次第で、もう一度、肝生検(肝臓に針を刺して細胞を採取し、顕微鏡で細かく観察する検査)をするかもしれないとのことでした。そして、その結果がだいたい分かりました。細かい所見はこれからですが、悪くも良くもなっていないということで、肝生検はしないことになりました。
また、口のトレーニングをしないと上手に話せるようにならないから、やった方がいいと聞き、挑戦してみました。普通であれば、おしゃぶりをしたり、ミルクを飲んだり、離乳食を食べたりしながら、自然と舌を動かしてトレーニングをしているということです。美香子は口から水を飲むことはもちろん、唾液すらもほとんど食道から下にいかず、激しい吐き気とともに嘔吐している状態です。唾液が増えると自分が苦しくなることがわかっており、おしゃぶりも吐き出してしまいます。指を美香子の口に入れて舌を左右に動かしたり、丸めたりするのがいいと聞いたのでやってみました。しかし、母親の指が美香子の舌に触れたとたん、顔を真っ赤にして、目にいっぱい涙をためて激しい吐き気をもよおしました。
1年以上も飲食していないので、移植後の飲食のトレーニングは非常に大変だと医師から言われています。でも、このように移植後のことを思えるのも、皆様の真心のご支援によって、美香子の未来に希望を持てるからだと、強く実感しています。本当にありがとうございます。
TBSテレビ『総力報道!THE NEWS』でも思いの一端を述べましたが、ドナーからの"命の贈り物"あっての移植医療です。生命の問題は、本当に難しく、自分の思いを単純に押しつけるようなことをしてはいけないと思っております。その上で、今、美香子は移植を受けざるを得ない状況ではありますが、医療の進歩によって、一日でも早く人の臓器を頂かなくとも命が助かるような世界になることを願っています。
久しぶりの更新で、長々と思いを綴ってしまい申し訳ありません。
皆様のご協力で、ここまで来ることができました。どんなに感謝をしても、しきれません。本当に本当にありがとうございます。まだ、道のりはありますが、なんとか美香子の体がもつ間に渡航ができるよう、さらに頑張って参ります。
古谷信一・香代子
2009年12月12日 11:49 | 個別ページ