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両親からの御礼
美香子を応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
医師・看護師が手を尽くしてくださいましたが、日本時間で8月8日1:20am(米国時間で、8月7日昼の12:20)に、美香子は永眠いたしました。
美香子は、加藤友朗先生の計らいによって、人工呼吸器に繋がったままでしたが、母に抱っこされながら、最期の時間を家族でおくっていました。この時間、本人の反応もしっかりしており、涙しながらですが、楽しい時間を過ごしていました。
血圧は低いままでしたが、脈拍は150前後で安定していました。このまましばらくは大丈夫そうな状況と、長時間私たちが全く食事をしていなかったため、「このタイミングで食事を」と促され、美香子を囲んでお昼を食べた直後でした。
ゆったりと、家族団欒の光景を楽しんでいるかのような、穏やかな表情で、そして、その最期はあまりにも突然でした。今まで力いっぱい動いていた心臓が、ピタッと止まってしまいました。一時脈拍数が数十くらい回復しましたが、美香子はそのまま眠ってしまいました。
亡くなってから8時間もの間、ICU(集中治療室)にて、美香子を抱きながら家族の時間を過ごすことができました。
本当に、本当に感謝しかありません。誠にありがとうございました。
美香子と共に元気に3人で日本に帰ることが叶わなかったこと、いただいた臓器を自分のものにできなかったことが残念で、皆様に申し訳なくて仕方がありません。本当に申し訳ありません。しかし、皆様のおかげで、ここまで生き続けることができました。本当にありがとうございました。
美香子を応援して下さった方々に、心より感謝申し上げます。
古谷信一・香代子
2010年8月 9日 12:04 | 個別ページ